サン・ピエトロ大聖堂近くで美味しいローマ料理を食べられるレストラン、Ristorante Perdincibaccoをご紹介します。
この前夜のローマ料理はこんなかんじ:
とろ~りティラミスと真っ赤なトマトのブルスケッタ|ローマの下町オステリア
ブルスケッタとカルパッチョ
まずは前菜にブルスケッタとカルパッチョを頂きました。
前夜のブルスケッタは輪切りのトマトのせでしたが、このお店のは刻んだトマトのせです。
4等分にくし切りにしたミニトマトと、同等のサイズに刻んだ普通サイズのトマトの2種類。
そこにルッコラとオリーブオイルで仕上げてあります。
パンは前夜のお店ほど焦げ目はついていませんが、香ばしくグリルされていました。
カルパッチョは一見ルッコラとトマトのサラダにしか見えませんでしたが(笑)、葉っぱの下に薄切りの生の牛肉がしきつめられていました。
くし切りのレモンも添えられています。
そこにオリーブオイルとバルサミコ酢のリダクション。
本当にシンプルな味付けですが、美味しいんですよ、これが。
ごちゃごちゃ手をかけずに素材の味を楽しむ姿勢はどこも一貫していますね。
バルサミコ酢が主張しすぎず、ほどよいアクセント。
そして、前夜に引き続き、またもやトマトが甘く美味しい?
お肉はとても柔らかくふんわりした食感でした。
ラグーのリガトーニとスパゲティ・カルボナーラ
前夜に引き続き、カルボナーラとラグー。
この夜のカルボナーラはリガトーニではなくてスパゲティ―で、卵が固まっていませんでした^^
そして前夜と同じように、カルボナーラのソースにはにんにくの風味はほぼないかんじです。
ラグーは前夜と同じく、普段自分が食べているものとあまり違わない味です。
安定のおいしさ。
タリアータ
二皿目には大好物のタリアータを頼みました。
新鮮なルッコラの上にどーんとお肉がのってきます。
お肉の焼き加減が完璧です!
カルパッチョと同じくバルサミコ酢のリダクションが合わせてあるので、味覚的には少し被ったかんじですが、ふんわり薄いカルパッチョが女性的なら、ずっしりこれぞ肉!というかんじのタリアータは男性的とも言えますね。
外側の焼き目と中のレアの部分のバランスが絶妙でした。
ティラミス
デザートは前夜に引き続きティラミス。
前夜と同じようにガラスの容器で出されたティラミスは、またも夢のような美味しさです?
このお店のティラミスもクリームがカスタードクリームっぽく、とろんとしてとてもなめらか。
ビスコッティ・サヴォイアルディ(フィンガービスケット)のエスプレッソの染み込み具合も、湿っているけれどまったくぐしゅっとしておらず、これまた絶妙です。
2日目のディナーを終えて
この夜は食べたものすべてが、うん、この味でいいのね!と美味しさを確認できたかんじです。
特にティラミスは前夜とこの夜のたった2度しか食べていないにもかかわらず、あまりの美味しさに自分の好きなローマのティラミスはこれ!という味が確定してしまいました。
帰国後、ティラミスレシピを研究し、実験を重ねてほぼ同じ味を再現できましたので、いずれ読者のみなさんにレシピをご紹介しますね。
⇒ レシピ公開しました:ローマの本格ティラミス再現レシピ
Ristorante Perdincibacco 場所とレビュー
Ristorante Perdincibacco
Via delle Fornaci 5, 00165 Rome, Italy
お店はバチカン、聖ピエトロ広場から大通りの信号を渡ったところにあります。
バチカン観光の際に時間があれば、ランチ場所にも良いかもしれません。
別のテーブルのピザもとても美味しそうでしたよ。
帰り道。
夜の聖ピエトロ大聖堂はライトアップされて昼間とは違う美しさですね。
昼間とは打って変わって涼しくなった夜道を、ゆっくり歩いて宿泊先に帰りました。