ヴェネツィアでは新鮮なシーフードを食べたいですよね!
この記事では地元の人に教えてもらってとても感じのよかったヴェネツィアのレストランと、ムラーノ島で見つけた美味しいレストランについてご紹介します。
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宿のオーナーおすすめのレストラン
ヴェネツィアで生まれ育った宿のオーナーが教えてくれたレストランがとてもよかったのでご紹介します。
レストランの名前は Antica Locanda Montin。
外から見るとちょっとひなびたかんじですが、美味しいごはんが待っているので安心して中に入ってみてください。
わたしたちがこのお店に行ったのは日曜日のお昼ごろでした。
中に入るとすぐに人が出てきて奥の席に案内してくれました。
暗めの建物の中とは対照的な美しいテラス席です。
前菜に注文したのは Antipasto misto di pesce。
新鮮なとろんとしたマグロとえびのイタリア風お刺身です。
マグロもえびも甘みがあって、オリーブオイルと塩だけで十分美味しい。
自家製のパンとグリッシーニ、そしてよく冷えたプロセッコと一緒にいただいて、あぁ幸せ?
次にいただいたのはスパゲティ・ボンゴレ Spaghetti alle vongole。
オリーブオイル、にんにく、パセリ、塩、こしょうの味付けで、アサリの旨味がアルデンテのスパゲティに絡みます。
期待どおりの美味しさでとても満足しました。
連れの男子2名が選んだのは、
きのこのトルテローニ(Tortelloni fatti a mano al tartufo funghi e robiola con burro(写真右))と
タリエリーニ (Taglierini con San Pietro zucchinee e crema di fiori di zucca (写真左))。
ちなみに、メニューにはイカ墨のスパゲティ(Spaghetti alle seppie)もありかなり悩みました。
今回はセコンディ・ピアッティ(肉や魚などのメインの料理)は頼まず、デザート一直線。
ティラミスとチョコレートパンナコッタ(Panna cotta al cioccolato)を注文しました。
ティラミスはこの旅の注目アイテムで何度も食べたのですが、このお店のものはローマで食べたカスタードっぽいものとは違って、マスカルポーネ色の白っぽいクリーム。
大きく作ってカットしてあるのも、普段アメリカでお目にかかるものに近いかんじです。
このランチの後はヴェローナに向かう予定だったので、ドライブの前にエスプレッソもいただきました。
Antica Locanda Montin、素敵なレストランです。
ホテルも併設されています。
お天気が許すなら、緑溢れるテラス席がおすすめ。
木漏れ日の中で遠くの鳥のさえずりを聞きながら、とても気持ちいいランチでした。
気さくなオーナーさんはおはなし好きのようで、わたしたちが日本人だとわかると、常連の著名な日本人画家(あぁお名前を失念しました!)のことを教えてくれました。
メニューの質問にも丁寧に答えてくれましたよ。
Antica Locanda Montin 場所と地図
Antica Locanda Montin
Fondamenta Borgo, 1147, 30125 Venezia, Italy
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ムラーノ島 ランチのおすすめ
前日土曜日のムラーノ島では(水上バス失敗した日です?)、歩きながらお店のメニューとお客さんの食べているものをチラ見してランチのお店を探してみました。
この日はシーフードのカルパッチョを食べることに決めていたので、
メニューにカルパッチョのあるお店の中で、雰囲気がよくてひとりでも入りやすそうなところを見つけて入ってみました。
こじんまりとしたレストランは道をはさんで水際にもテラス席があります。
その日は晴れて気持ちのいい日だったのでテラス席へ。
テラス席はテーブル席が陰になるように日よけの屋根がついていて、扇風機で風が流れてきます。
スズキ (sea bass) のカルパッチョを注文して、プロセッコを飲みながら通りを歩いて行く人達を眺めつつ、パンを齧ります。
スズキのカルパッチョは、オリーブオイルとマヨネーズ系の優しい味のソースに控えめなハーブのシンプルな味付け。
一緒に出てくるオリーブオイルとバルサミコ酢、塩、こしょうで味を調整できます。
わたしは塩をほんの少しガリガリ挽いて自分の好きな味にしていただきました。
この日は朝ごはんがコーヒーとお菓子、夜は自分の作戦ミスで食べ損ねて(!)サンマルコ広場で休憩したときのビールとピーナッツが夜ごはんだったので、お昼に食べたいものを食べておいてよかったです?
テーブル両隣りはフランス語を話すカップルで、全員パスタを食べていて、そちらも美味しそうでした。
サーバーのみなさんがとても親切で、食事以外の質問にも丁寧に答えている様子が好感持てました。
Ai Piantaleoni 場所と地図
Ai Piantaleoni
Riva Longa, 25, Murano, Veneto, Italy
Trip Advisor のレビュー
水上バス Museo 停留所の近くです。
ヴェネツィア 朝食
ヴェネツィアでもローマのときのように、宿の近くのバールで朝ごはんをいただきました。
今回はカウンターで立ち食べ。
クロワッサンをクロワッサンと呼んでいたかコルネットだったか覚えていないのですが、下の写真はチョコレートクロワッサンくださいといって注文したものとアメリカーノです。
ペイストリーは全部美味しそうで迷いました。
Snack Bar All’angolo
Campo dei Frari, 3006
土曜日の朝ごはんは、アカデミア橋のふもとの小さなカフェでコーヒーとお菓子でした。
注文したアメリカーノは、エスプレッソとお湯が別々に出てきて、カップに好きな分量を注いで混ぜるいつもと違うスタイル。
お洒落な分、値段もアメリカーノにしてはお高めの4.5ユーロでした。
ヴェネツィアではテイクアウトも楽しそう
ヴェネツィアは人が集まるところだけあって、美味しそうなものがあちこちで見つかります。
パニーニやピザのお店はほら、どう?というかんじのディスプレーで、見ているだけでも楽しい。
手打ちパスタのテイクアウト専門店も何軒かあり、誘惑多すぎです。
ヴェネツィアの迷路のような小路を散歩中に美味しそうなものを見つけたら、テイクアウトして外で食べるのも楽しそうですね。
おまけ:モデ男
前述のテラスでアメリカーノを飲んだヴェネツィアのカフェ。
ふと見るとカフェの店内が良いかんじだったので、テーブルに座ったまま1枚撮ってみました。
すると…
どこからか現れた男性が立ちはだかって視界を遮ります…。
どいてくれないかなぁ…と静かに心の中でつぶやき待ちますが、彼、なかなかどいてくれません。
視線の先は…工事中でシートに覆われたアカデミア橋?
おお!これが噂の…!
昔どこかで読んだことがあったんです。
イタリアには他人の写真にしれっと入ってポーズを決める自発的モデル男子たち(以下モデ男)がいることを。
突然20年くらい前に読んだ記事のページが脳裏に蘇ります。
記事を書いた人のモデ男よりわたしのモデ男のほうが明らかにイケメンです。(優越感)
折角なので写真を撮ってみます。
すると、彼も絶対にこちらに視線を合わせずに、ちょっとずつポーズを変えてくれるのです(笑)。
お、面白い。
ハイキング中にじっと動かない珍しい野生動物に突然遭遇したときみたい。
わたしが写真を撮るのをやめたら、彼は静かに森に帰っていきました。
あなたもいつか忘れたころにモデ男に遭遇するかもしれません。
珍しい生き物ですので、直接接触を避けやさしく1枚撮ってあげてくださいね。
エサはなつかれてもいいときだけあげましょう。
おわりに
いかがでしたか?
ベネツィアに行かれたら、ぜひ美味しいシーフードを召し上がってみてはいかがでしょうか。
そして、モデ男に遭遇したらご一報ください。
お待ちしています^^