港町で食べる魚介類は最高ですね!
今日はマルセイユ旧港(Vieux-Port de Marseille)で安くて美味しい新鮮なシーフードを食べたときの様子をご紹介します。
マルセイユ Toinou へ
マルセイユではなんといってもシーフードを食べたいと思っていました。
新鮮な魚介類もいいし、ブイヤベースも食べてみたい…?
無事ホテルに落ち着いて、スリ未遂事件のショックから回復し、
参考記事:マルセイユでスリに遭う
ホテルのベッドの上でゆっくりその夜行きたいお店を検索していると、とても安くて新鮮そうなシーフードを出している評判の良いお店がヒットしました。
お店の名はToinou les Fruits de Mer。住所は 3 Cours Saint Louis で、ホテルから歩いてすぐです。
「安い」と「近い」という重大要件を満たしていたので(笑)、マルセイユ最初の夜は Toinou に行ってみることにしました。
Toinou は、レストランとお魚屋さんを兼ねていて、レストランの向かいに牡蠣やカニ、エビなど美味しそうな魚介類が並んでいて、期待が高まります?
特に牡蠣は色々な種類があるようです。
レストランは通り沿いのカウンターで注文してからお店に入り、好きなテーブルに座ると、出来上がった料理を持ってきてくれるシステム。
ショーケースにはワインやパン、自家製アイオリやマヨネーズなどが並んでいて、食欲をそそります。
地中海の牡蠣とウニ
まずはコレ?
牡蠣は滑らかで「海のミルク」という呼び名がとてもしっくりきました。少し塩辛かったのですが、保存のために塩をしてあるのか、それとも地中海の牡蠣は塩辛いのか…?どうなんでしょうね。
ウニは小ぶりで身が朱色。甘~い風味が口の中に広がります。
あぁ?
料理を撮っているフリをして店内の様子を激写。
ファンシーなお店ではないけれど、綺麗だし悪くありませんでした。
おひとり様も結構多かったです。
写真真ん中の赤いセーターのおじいちゃんと、右側のテーブルの女性の向かいの男性(恐らくご主人)が話し込み、取り残された奥様が機嫌悪そうに黙々とカニを食べていたのが印象的でした…その後紛争が勃発していないといいですね(笑)
蒸した魚介類と野菜をアイオリで
料理の名前を失念してしまいましたが、白身魚、海老、貝、ゆで卵と蒸し野菜をアイオリソースで頂きました。
これ、フランス料理の本にのっていた料理で、こういうのを本場で食べるのが楽しんですよね!
ワインはなぜかわたしがプロヴァンスらしいと思ってしまうロゼのハウスワイン。パンも一緒に食べて、とても満足な夕食になりました。
生のムール貝と二枚貝
実は、美味しかったしお値段がオトクでとても気に入ったので、翌日もう一度同じお店に行ってしまいました(笑)
写真は二晩目に食べた牡蠣と二枚貝、海老、ムール貝のプレートです。
ムール貝を生で食べたのは初めてでしたが、美味しいし、身も大きい。
ムール貝は人気のようで、ムール貝だけを大量にひたすら食べているカップルのテーブルもありました。
二枚貝も生でとても甘く、まったく生臭くなくて惚れ惚れしました。
海老のグリル
もう一皿は、海老のグリル。
あなたが海老好きなら、写真の海老の焼き目、たまらないでしょう?
ただでさえ美味しい海老が焼くことでよりいっそう旨味が増していました。
レモンをギュッと絞って?
この夜はウニが売り切れだったので、初日に食べておいてよかったです!
お会計
二日目の食事のレシートです。
牡蠣、二枚貝、海老、ムール貝のプレートと海老のグリル、ロゼワインハーフボトルとパンとバターで36.17ユーロ。
もう素晴らしいとしか言いようがありません?
Toinou 場所とウエブサイト
この記事を書いていてとても残念な発見があったんですが…
なんと、このお店、2020年3月にわたしたちが訪れて間もなく閉店してしまったらしいのです。
一方、エクサンプロヴァンスにもう一店舗あり、こちらは営業しています。
TOINOU Aix-en-Provence
58 avenue Henri Malacrida – 13100 Aix en Provence – France
おわりに
いかがでしたか?
マルセイユに行かれたら、ぜひ新鮮な魚介類を堪能してみてはいかがでしょうか^^