まっすぐに茹でたエビは手巻き寿司やチラシ寿司に便利ですね。
今日は、エビをまっすぐに茹でて平らに開く方法をご紹介します。
手巻き寿司や握り寿司、押し寿司、チラシ寿司などにぜひご活用ください。
エビとの戦い
エビをまっすぐに茹でる方法、ご存じですか?
わたし、恥ずかしながら、先週まで知らなかったのです。
この1か月で3度強情なエビちゃんたちにくるんと丸まられ、
ついに堪忍袋の緒が切れました。
というか、やっとググりました。
一番最初にまっすぐに茹でたかったときにググればよかったんですけどね~。
エビをまっすぐに茹でる方法
0.殻付きのエビの背ワタをとる。エビの背を丸めて持ち、頭から2番目か3番目の殻の節の間につまようじや竹串を差し込んで、黒い背ワタをすくい、そのまま引き抜く。
1.エビがまっすぐになるように尾に向かって竹串などを刺す。エビが頭付きならお腹から刺す。わたしは竹串がなかったのでBBQ用のステンレスの串を刺しました。
2.茹で上がったエビを冷やすための氷水を用意する。
3.水に塩少々を入れ、沸騰させ、エビを1分茹でたら火を止め2分そのまま置く。串に刺したまますぐに氷水につける。
4.冷めたら氷水からあげて串を抜き、頭付きなら頭を包丁で落とし、殻をむく。(落とした頭は茹で汁に入れてお味噌汁やスープに)
5.お腹に包丁を入れて平らに開く。形を整え、尾を開いてできあがりです。(下の写真の尾は開いていません)
お寿司屋さんのエビには見栄えのため尻尾の殻がついていますが、わたしはうっかりそれも取ってしまいましたwww
でも食べやすかったので、小さなお子様には最初から尻尾の殻を取ってあげるのもアリだと思います。
さて、エビがまっすぐに茹で上がったら、お寿司にしてみませんか?
握り寿司
幼少の頃一番好きだった寿司ネタは、茹でたエビでした。
もちろん今も好き。
エビお好きな方、
自分で大きなエビを茹でるとぶ厚い理想的なエビの握りができますよ。
上から見ると太った金魚のよう…可愛く見えてきました。
押し寿司
平らなエビでもう一品。
アボカドと錦糸卵と合わせて押し寿司にしてみました。
スープボールにラップをぴったりしき、エビとアボカドを並べ、錦糸卵を隙間が埋まるように散らします。その上から酢飯を入れ、ぎゅっと押して、お皿に返して出来上がりです。
アボカドを綺麗な模様に並べられればよかったのですが、ヌルヌルしてムリでした。要練習ですね。
アボカドは酢やレモンで色止めしておいても時間がたてば黒ずんでくるので、すぐに食べないときはアボカドはナシにして錦糸卵や、綺麗な色のお漬物を刻んで使ったりすると失敗なく綺麗にできると思います。
手に入れば山椒の葉なんてあるといいですし、お祝いのときにはイクラを飾るとキラキラしてゴージャス感がアップすると思います。
使ったエビ
この記事で使ったエビはツーソンの Lee Lee というお店で買ったもの。エビのケースの中の頭のついていない一番大きな種類です。
0.71パウンドで13匹くらい入っていました。
おわりに
いかがでしたか?
丸まったエビはプリプリなので、それはそれで美味しいのですが、和食ならまっすぐなエビでいてほしいシチュエーションも結構ありますよね。
ちょっとだけ手間はかかりますが難しくないので、ここぞというときにはぜひまっすぐなエビでキメてみてください。