突然ですが、あなたのカレー、美味しいですか?

美味しいですよね!

実はわたしのカレーも、凄いんです^^

あ、スパイスを配合してイチから作るグルメレシピではありませんよ。

日本の箱入りのルウで作るカレーです。

日本人にもアメリカ人にも評判良いので、はっきりいって自信あります^^

というわけで、この記事では、ワタクシのカレーの作り方をご紹介します。

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カレーにジャガイモは入れない派

curry sauce in a pan

日本のカレーって、あまり嫌いなひとがいない家庭料理ですよね。

どんなカレーが好きかは、あなたが子どものころ家で食べていたカレーの影響が大きいかもしれません。

お肉やお野菜が大きくてゴロゴロしてるのが好きとか、いや全部溶けてるのがいいとか。

お肉もビーフ、ポーク、チキン、それにかたまりのお肉か、薄切り、それともひき肉か…など。

え? 家ではレトルトのカレーマルシェしか食べたことがない?

あれはあれでとても美味しいので、マズいカレーで育つよりはラッキーですよ^^

わたしはといえば、家で食べるカレーもまぁそこそこ美味しかったけど、子どものころ好きだったのは、デパートの地下で売っていた〇〇ホテルのカレーの缶詰。(どこのホテルかは忘れました)

色は焦げ茶よりで、野菜は全部溶けていて、固形分は肉しか残ってないかんじのカレーです。

社会人になってからも、お店で食べて好きなのはそのタイプだったので、自分で作るカレーも必然的にそれに近くなりました。

昔から一貫しているのは、カレーのじゃがいもが好きではないということ。

インドのカレーにはじゃがいもは頻繁に登場するので基本アリなんでしょうけど、日本のカレーだと、すでにカレールウに小麦粉が結構入っているうえ、ごはんもたくさん食べるので、これ以上でんぷん質はいらないかな?と思うんです。

なので、自分のカレーにはじゃがいもは入れません。

世間ではバナナやリンゴ、パイナップル、チョコレート、コーヒーなど色々なもの入れてカレーを作る人も結構いるみたいですね。

わたしも、ビーフシチュー風にセロリやトマトを入れたり、ビーフストックやワインを加えたり、色々実験していた期間があります。

でも、最終的に今のシンプルなレシピに落ち着きました。

というのも、カレールウを作っている会社のひとたちが研究に研究を重ねて開発したものなので、あえてあれこれ手を加えないほうが美味しいという結論に達したからです。

では、わたしのカレーの作り方をご紹介しますね。

あなたのマイカレーとくらべてみてください。

ユキさんちのカレー レシピ

材料

カレールウ(ブランドにはあまりこだわりはありません)1/2箱(100 g)

シチュー用牛肉 1パウンド弱(400 gくらい)

玉ねぎ 大1個 1パウンド弱(400 gくらい)

にんじん 2本くらい

マッシュルーム 5個くらい(なくてもいい)

水 3 1/3 USカップ(800㎖くらいー日本のカップで4カップ)

植物油 小さじ1

バター 大さじ1

carrot, mushroom, onion, curry sauce mix, beef stew meat

作り方

1.材料を準備します。

玉ねぎは粗いみじん切り、にんじんは乱切り、マッシュルームは薄切りにします。

お肉はペーパータオルで押さえて水分をとります。

onion, carrot, mushroom, beef stew meat, oil

2.にんじんを下ゆでします。

にんじんの臭みをとるために沸騰したお湯ににんじんと塩少々を入れて10分くらい煮て、お肉とほかの野菜を炒めている間そのままにしておきます。

carrot, pan with boiling water

3.お肉に焼き色をつけます。

フライパンを熱して油を引き、お肉に焼き色をつけます。

中まで火を通す必要はありませんが、外側を焼くことで、肉汁が外に逃げず、煮込んだ後もしっとり美味しく仕上がります。

フライパンにお肉を入れすぎると蒸気でムレて上手くいかないので、あまりフライパンがお肉で混みあわないように何回かにわけるといいですよ。

焼けた分はお皿かアルミフォイルにとっておきます。

beef stewed meat, pan

4.同じフライパンで野菜を炒めます。

お肉が焼きあがったら、お肉を焼いたフライパンにバター大さじ1を溶かし玉ねぎを炒めます。

玉ねぎはバターで炒めると甘さが引き出されて風味が増します。

半透明のあめ色になるまでじっくり炒めたら、マッシュルームを入れてさらに1~2分炒めます。

carameraized onion

5.お肉とたまった焼き汁をフライパンに戻し、茹でておいたにんじんの水気を切って加え、水を注ぎます。

carrot, mushroom, onion, beef in a pan

6.沸騰したら火を弱め、アクをすくって、フタをしてお肉が柔らかくなるまで煮込みます。

シチュー肉を使うときは1時間半くらいが目安です。

時間がないときは薄切り肉を使ったり、鶏モモ肉にしたりすればもっと短時間で仕上がります。

vegetables and beef being cooked in a pan

7.お肉が柔らかくなったら、火からおろしてカレールウを割り入れて溶かします。

火にかけたままカレールウを溶かすと、舌ざわりがザラザラしたカレーになるというのが通説です。

どのメーカーのルウの作り方も必ず「火からおろして」と書いてあるので、何か食品化学的に根拠があるのでしょうから、ここは素直に従ってみます。

curry sauce being cooked in a pan

8.ルウが溶けたら再び弱めの火にかけ、フタをして30分くらい煮込みます。

もしも最終段階でトロミが足りないときは、フタをせずに混ぜながら煮て水分を飛ばします。

好みの色とトロミになったら出来上がりです。

curry sauce in a pan

9.炊きたてのごはんをお皿に盛って、好きなだけカレーをかけていただきましょう。

ゆで卵はカレーと良く合うので、作っておいて一緒に盛り付けるのもおすすめです。

カレーとさっとゆでたアスパラガスも相性いいですよ。

カレー
うちではよくリーフ系も一緒に盛り付けワンプレートで食べてます
Credit: Yuki Kai

おわりに

いかがでしたか?

わたしのような肉食の方には特に美味しく召し上がっていただけるカレーだと思います。

お肉をたくさん使うので、お肉のうまみがカレーに滲みだしてます。

オックステールを使ったり、骨付きのシャンクを使ってどん!と塊のまま盛り付けることも。

豚カツを作ってカツカレーとか、うどんにかけてカレーうどんとかもいいですね!

ではでは、自分でカレーを作ってみよう!と初挑戦したいときや、いつものマイカレーとは違うタイプのが食べたいなというときの参考になれば幸いです。

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