Image Source:Pixabay

アメリカでは州によって車のナンバープレートのデザインが違います

さらに同じ州内でも色々なデザインがあるんですよ。

今日はアメリカのナンバープレートについて、アリゾナ州とカリフォルニア州を例にお伝えします。

スペシャルティ・プレート

Credit: Yuki Kai

ナンバープレートは、アメリカではライセンスプレートといいます。

上の写真、わたしが自分の車につけていたアリゾナ州のライセンスプレートです。

上のサボテンと山の絵が描いてあるプレートが標準デザイン

右下に Grand Canyon State(グランドキャニオンの州) と州のスローガンが入っていますね。

一方、標準プレートの下の赤いプレートは、スペシャルティ・ライセンスプレートと呼ばれる特別なデザインのプレートです。

これはわたしの母校アリゾナ大学のデザイン。

わたしはアラフォーで大学に入り直し、卒業したらお祝いにAナンバーにすると決めていたので、このプレートを車につけたときには嬉しかったんですよ。

今は2代目の車にAナンバーをつけています。

このように、アメリカのライセンスプレートには、一般的な標準プレートと特別なデザインのプレートがあります。

なかでも、アリゾナ州のスペシャルティ・ライセンスプレートには、ほかにもたくさんの種類があるので、ちょっと見てみましょう。


アリゾナ州

ナンバープレート

ナンバープレート

2018年12月現在のアリゾナ州のスペシャルプレートです。

中には、申し込みと同時に証明書を提出しないといけないプレートもありますが、ほとんどがアリゾナで車を登録している人なら誰でも申し込めますよ。

車のボディーカラーや差し色とコーディネートして選ぶのもいいですね。

料金は年25ドルで、そのうちの17ドルがデザインテーマの機関の収益になります。

ですので、わたしは年に17ドル母校に寄付しているかんじですね。

Aナンバーが一番素敵なのは間違いありませんが、それ以外にもいくつか好きなものがあるので、ご紹介しますね。


ルート66

アリゾナ・スペシャルティプレート

このプレートは素敵?

とてもアリゾナらしいと思います。

スローガンも「Get Your Kicks」って…イイなぁ?

このプレートをつけた車でルート66を走りたいですね!

特に駐在や留学などで限られた期間しかアリゾナにいない方には記念になりそう。

Historic Vehicle

アリゾナ・スペシャルティプレート

このプレートは25年以上前のモデル車のみ装着可能です。

特にアンティーク車に映えますね。

ボロボロの車も、このプレートをつけることでボロボロ加減を正当化できる可能性を秘めています。

Alternative Fuel

アリゾナ・スペシャルティプレート

青空に白い雲が可愛いデザイン。

このプレートは車種の制限があります。

合法かはわかりませんが、ちょっとだけ落書きして雲を羊に変身させたい。

追記:↑違法です。



Phoenix International Raceway

アリゾナ・スペシャルティプレート

Phoenix International Raceway は現在 ISM Raceway という名前に変わっているので、このロットが最後のプレートになりますね。

NASCAR ファンの方には嬉しいプレートでは。

カリフォルニア州

ナンバープレート
by John Smith

カリフォルニア州の標準プレート、カリフォルニアが続け字でなんかいいですよね!

アリゾナでもよく見かけます。

ところで、わたしが見落としているのかもしれませんが、お隣のカリフォルニアではアリゾナほどスペシャルティプレートを見かけない気がします。

記憶にあるのは黒地に黄色のプレートと、クジラの尻尾のプレートくらい。

ですので、アリゾナと違ってあまり種類がないのかなと思っていましたが、調べてみると結構色々ありました。

下の写真はその一部です。

手数料が1年目50ドル、毎年更新40ドルとアリゾナのほぼ2倍…

物価の高いカリフォルニア値段ですね!

う~ん、50ドルだと、ちょっと考えちゃうかな~。

料金表


身体障害者専用プレート

身体障害者専用プレートには障害者のシンボルマークが入っていて、専用の駐車スペースを利用できます。

逆に、障害者プレートをつけていない車が障害者専用スペースに車を停めるとチケットを切られますので気を付けてね。

フロントプレートいる?いらない?

アメリカでは、車の前と後ろにライセンスプレートをつけていないといけない州と、後ろだけついていればOKの州があります。

たとえばカリフォルニア州は前後必要ですが、アリゾナ州は後ろだけでいいんです。

チケットの内容は州によりけりで、ちゃんとつけてね!ってwarningだけの州もあれば、100ドルから200ドルの罰金をとられたりさまざま。

でも、後ろにしかプレートのついていないアリゾナの車でカリフォルニアに遊びに行って、チケットを切られたことはありません。

車のフロントバンパーもプレートホルダーがあるものとないものがあります。

わたしの先代の車は、初代オーナーもアリゾナだったのでフロントはクリーン。

フロントバンパー

一方、今乗っている車は、初代オーナーがカリフォルニア在住だったのでプレートホルダーがついています。

フロントナンバープレート

ラッキーなことに、この車用のAナンバーはなぜか2枚届いたので、本当はつけなくてもいいけどフロントにもつけています。

おわりに

いかがでしたか?

こんなにたくさんデザインがあるアメリカのライセンスプレート。

見ているだけでも楽しいですね!

アメリカで国際免許をとる方法

REAL ID あなたは必要?

アメリカの旅ページへ

Similar Posts