2018年12月19日、ボローニャ滞在15時間の記録です。

21:00 ボローニャのアーケードを歩く

渋滞ラウンドアバウトで身も心も消耗したわたしは、ホテル近くの駐車場に車をとめたときには達成感にも似た安堵感でいっぱいでした。

雪の積もるボローニャは、初日にランチに寄ったパルマ同様じめっとしていて、じっとり寒い。

駐車場からホテルに向かって歩き始めると、すぐにポルチコで有名なアーケードが登場しました。

ボローニャのアーケード
ボローニャのアーケード
Credit: Yuki Kai

屋根があるので雪に濡れないし、足元も舗装されているのでスーツケースをスムーズに転がせてラクチン。

ホテルの入口もアーケードにつながっていてとても便利です。

ホテルにチェックインして、部屋で夕食会議を開き、またコートを着込んで食事に出かけました。

21:37 トラットリアは満席

この夜目指したお店は Trattoria dal BIASSANOT

ちょっと場所がわかりにくかったけど、無事に発見しました。

アーケードの黒猫の看板が目印です。

Trattoria dal Biasanot 看板
Credit: Yuki Kai

早速入ってみると、狭めの入口は待っているお客さんでいっぱい。

店内は賑やかにざわめいていて、テーブルは見たところ満席です。

シエナで夕食を食べたときと同じく、ここもオフィスの忘年会っぽいグループが何組もいるようです。

蝶ネクタイの店員さんがわたしたちに近づいてきて言いました。

Sorry, we’re full.

もちろん、わたしたちが残念!と引き下がるわけはなく(笑)、We can wait と即答です。

わたしたちのやる気は彼に瞬時に伝わったようで、2、30分かかるかもしれないけどいいですか? と言いつつ、どうやら彼の頭の中のウエイトリストにわたしたちが登録されたみたいでした(祝)

待っている間に、入口のショーケースの中のパスタを観察。

ああどれも美味しそう?

生パスタ
エミリア・ロマーニャ地方の生パスタ
Credit: Yuki Kai

21:48 テーブルゲット

思ったより早くテーブルに案内されました。

ほんとに運よく二人分のテーブルが空いたかんじで、隣はカップル、向いはファミリー、その向こうはオフィスパーティー。

トラットリア
Credit: Yuki Kai

これだけお客さんがいても、サーバーのみなさんが冷静なのがいいかんじです。

まずはワインを頼み、出されたパンとクラッカーのようなものの盛り合わせをつまみながら、じっくりメニューを研究します。

パンとクラッカー
Credit: Yuki Kai

22:06 ポルチーニ茸とクラテッロのパッサテッリ

お昼にトリュフを食べていたのに、また普段手に入らないキノコ類の誘惑に負けてしまいました。

頼んだのは Passatelli asciutti con culatello e porcini というポルチーニ茸とクラテッロというハムのパッサテッリ。パスタ料理です。

パスタ料理
パッサテッリ
Credit: Yuki Kai

素朴な見かけながらぶ厚いポルチーニ茸とクラテッロの旨味が口の中にじんわり広がります。

22:23 タルタルステーキにとろける

メインは肉料理。

ボロネーゼ風カツレツとタルタルステーキ
ボロネーゼ風カツレツとタルタルステーキ
Credit: Yuki Kai

ボロネーゼ風カツレツ Cotoletta alla bolognese と牛肉のタルタルステーキ Tartare di filetto。

タルタルステーキは赤みがかったオレンジ色の卵の黄身のせで、玉ねぎ、ホースラディッシュ、そしてピクルスの薬味が添えられています。

タルタルステーキ
タルタルステーキ
Credit: Yuki Kai

オリーブオイル、塩、黒胡椒、ウスターソース、タバスコもテーブルにずらり登場。(ウスターソースとタバスコは意外でした…観光客用かしら?)

好きなものを好きなように混ぜて、自家製パスタ生地を焼いたクラッカーのようなものにのせていただきます。

あぁ?

このタルタルステーキは、これまでにヨーロッパで食べたものの中で断トツで美味しかったです。

量もちょうどいい。

カツレツも豚肉にハムとチーズがからんで美味。

何もかも美味しい…これはデザートも食べてみなければいけないでしょう…。

23:01 チョコレートサラミ研究

デザートにチョコレートサラミがあるというので、頼んでみました。

チョコレートサラミは、夏にヴェローナで食べて虜になったデザート

自分でも作ってみようと思っていたので、研究も兼ねての注文です。

チョコレートサラミとグラッパ
チョコレートサラミとグラッパ
Credit: Yuki Kai

ボローニャのこのお店のチョコレートサラミは、分厚く切って粉砂糖で仕上げてあります。

中に混ぜ込んであるのは、砕いたビスケットのみ。ヴェローナで食べたもののようなナッツは入っていませんでした。

このチョコレートサラミをグラッパと一緒にいただいて、あ~幸せ?

イタリアはどの地方の料理も美味しいけど、エミリア・ロマーニャ料理は最高ですね!

Trattoria ‘dal BIASSANOT’

via Piella, 16/a – Bologna
tel: +39.051.230644

メニュー

tripadvisor のレビュー

8:36 モルタデッラを味見

朝ごはんはホテルの朝食バッフェでした。

数種類のクロワッサン、トルタ、フルーツやサラダ、そしてハムにチーズがずらり。

ほんとはクロワッサンとコーヒーだけでも十分満足なのですが、ボローニャで本場のハム:モルタデッラを食べないわけにはいかないので、出されたハム全種類味見しました。

生ハム クロワッサン フルーツ コーヒー
Credit: Yuki Kai

当然ながら全部美味しく素晴らしい。

トマトも試しに食べてみたけど、こちらはローマのトマトの足元にも及ばない普通の味でした。

冬だからかな。

11:00 ネプチューンの噴水とマッジョーレ広場

ネプチューンの噴水やマッジョーレ広場くらい見ておこうと、朝食後ひとりホテルの外へ。

その日は風が強く、みぞれ模様でまったく観光日和ではなかったのですが、アーケードのおかげで広場のそばまで気軽に行けて助かりました。

マッジョーレ広場にはクリスマスツリーが設置され、その後ろに16世紀に造られた海の神ネプチューンの噴水がたっています。

ネプチューンの噴水
ネプチューンの噴水
Credit: Yuki Kai

あなたがイタリア車がお好きなら、この噴水のネプチューンの三又の槍になにかピンときませんか?

この噴水の三又の槍(トライデント)は、マセラティのロゴデザインの元になったものです。

現在はモデナに本拠地を置くマセラティですが、1914年にアルフィエーリ・マセラティがマセラティを設立したのはボローニャだったんです。

マセラティ兄弟
マセラティ兄弟
Source: Maserati Brothers(really?) via wikipedia

マセラティのウエブページ The History of Maserati (綺麗なデザインです)でも、ネプチューン像とマジョーレ広場を背景にマセラティのロゴをデザインするマセラティ兄弟のひとり、マリオと思しき男性が描き込まれていますね(画面左下)。

マセラティ ウエブページ スクリーンショット
Image Source: www.maserati.com

ボローニャは他にもドゥカティの設立地でもあるんですよ。

マッジョーレ広場には、ネプチューンの噴水のほかにも、サン・ペトロニオ教会があり、無料で見学できます。

サン・ペトロニオ教会
サン・ペトロニオ教会
Credit: Yuki Kai

クリスマス時期でしたので、広場の端にはフリーマーケットの出店も出ていました。

11:42 夢のイタリアン焼き栗

12時のチェックアウトに間に合うように、元来たアーケードをホテルに向かっていると、なんと!焼き栗屋さんがいるではありませんか!

イタリアの焼き栗はこの旅行中に食べたかったもののひとつ?

あぁ遂に、焼き栗ゲット!

が、しかし!

ささっと広場を見てすぐにホテルに戻る予定だったので、お財布をホテルに置いてきていたのです。

あわててポケットを探ると、お!小銭があります。

ユーロのコインは2ユーロとかもあるので期待を持って手を広げると…

合計0.75ユーロ。

なんと1ユーロもありません(泣)

焼き栗屋台の窯からは美味しいに違いない湯気が上がっていて、柱に貼られた手書きの料金表を見ると、一番安いのは8粒で2ユーロ…。

でも、アメリカからはるばる来たんです。当然あきらめませんよ。

見るからに寒そうなお兄さんに聞いてみました。

「.75ユーロしかないんだけど、何個買える?」

と売ってくれること前提の質問をしてみると、

「う~ん、3個。」

と答えが返ってくるではありませんか。

「じゃ3個ください。」

こうしてあり金すべてはたいてイタリアンな焼き栗3粒ゲットしました。

ホテルで食べようと焼き栗をポケットに入れて歩いていると、ホッカイロみたいに暖かい?

無事にホテルに着いて、大粒の栗をいただきました。

イタリアの焼き栗
イタリアの焼き栗
Credit: Yuki Kai

すでに皮が裂けているので剥きやすいく、ホクホクしてる~。

こうして、ささやかなウィッシュリストをまたひとつチェックして、

12:00 ボローニャを出発

次の目的地マラネッロに向いました。

つづく?

イタリア旅行全日程と記事リンク集

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